2011.02.05 狂言(大蔵流山本会)公演
さくら市氏家公民館
● 狂言の公演に行ってきた。さくら市の事業で無料。氏家のスーパーにチラシが貼ってあって,それでぼくは知ったんだけど,どんなものなのか一度見てみようと思った。
大蔵流狂言山本会の公演。公民館のホールがだいぶ埋まっていた。けっこうな人気のようだ。もちろん,オバチャマ・オバアチャマが多いのだが,タダだから来たってだけでもないようだ。ぼくが思っている以上に,能や狂言を鑑賞することを楽しみにしている人が多いのかもしれない。
● 演しものは「二人袴」と「蟹山伏」。まったく予備知識なしに見たのだが,素直に面白かったですよ。何度も笑わせてもらった。声の出し方や所作はきっちり鍛えられていることは素人目にもわかった。
これだけのものをタダで見せてもらえるとはありがたい。そのうえでちょっと不満だったのは,プログラムの類が一切何も用意されていなかったこと。演しものの解説と演者のプロフィールを載せた簡単なリーフレットは作ってもよかったのではないか。
● 終演後に山本会の総帥,山本東次郎が狂言について解説した。狂言というものがよくわかったような気がした。もちろん,錯覚に違いないのだが,演者しか語り得ぬこともあるに違いない。
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