が,ともかく雪が降っている。そういう中を鹿沼に向かう。
1日のはチケット完売で買えなかった。情報センターと同じ敷地にあるシカノクラで開催されたんだけども,大谷石造りのこの蔵は収容人員が少ないのでね。どんな響きになるのか,ちょっと興味がありますけどね。
● 開演は14時。チケットは取置き依頼。当日,代金引換えで受取るというやつね。
● アルゼンチン出身のアレハンドロ・ドラゴ氏の弾きぶりで,地元の若きメンバーで構成する In Tempo のメンバーが演奏する。
アルゼンチン版ニューイヤー・コンサートのような感じ。違うのは、会場がウィーン楽友協会の大ホールほどデコラティブではないことくらいだ。
ぼくも含めて,聴衆はこうした演奏をバッハやベートーヴェンを聴くのと同じように神妙に聴いてるわけだけれども,本当はもっとリラックスして緩く聴くのがいいのかもしれない。でも,まぁ,ホールで聴くんだから,そうなるのは仕方がないんだけど。
● アルゼンチンの作曲家というと,ピアソラしか知らないんだけど,タンゴってわりと哀愁を帯びた旋律が多いじゃないですか。ラテン系でもノーテンキ一辺倒で人生やってけるはずもないから,これはわかるっちゃわかる。
が,それでも不幸や不運を笑いとばしてしまえるノーテンキさ(意思の力ではなく)を持てれば,これ即ち人生の達人でしょ。ケ・セラ・セラを徹底できたら強いし,楽になれそうじゃないですか。
● ぼくの席の近くにハッとさせるような美人がいてね。そちらに気を取られて,演奏を聴くことに集中できなかった。
こんなところに鄙にも稀な美人がいるんだねぇ。ひとりで来てるようだったよ。タンゴが好きなんでしょうかねぇ。いや,驚きましたよ。


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