2015年2月28日土曜日

2015.02.28 アパッショナート管弦楽団第15回定期演奏会

めぐろパーシモンホール 大ホール

● 渋谷から東急東横線に乗り換えて都立大学駅で下車。東横線に乗るのは何十年ぶりになるだろう。はるかな昔,日吉まで行ったことがあるんだけど。
 駅から柿の木坂を登ると,「めぐろ区民キャンパス」なる一画に出る。パーシモンホールのほかに,図書館と体育館がある。文京エリアですね。かつて,ここに都立大学があったのだろう。

● 開演は午後2時。入場無料。
 開演4分前に着座。ギリギリだった。というのも,この日,古河-野木間で人身事故があって,宇都宮線が運転を見合わせていたからだ。栃木の田舎から出て行くとなると,たまにこういうことにも遭遇する。

● 「フロイデ」に載せている紹介文によると,このアパッショナート管弦楽団は「東京大学フィロムジカ交響楽団OB・洗足学園音楽大学卒業生を中心に結成されたオーケストラ」であるとのこと。
 であれば,腕はかなりのものだろう。これが,わざわざ出かけることにした第一の理由。

● プログラムは次のとおり。
 モーツァルト 交響曲第41番
 チャイコフスキー 序曲「1812年」
 バーンスタイン 「ウエスト・サイド・ストーリー」よりシンフォニック・ダンス
 指揮は川本統脩さん。洗足学園と日大芸術学部で教鞭をとっておられる。

● モーツァルトは知名度のわりには演奏される機会が少ないような気がしている。「ジュピター」はこれまでに一度しか聴いたことがない。もっぱらCDってことになるけれど,CDでも40番に比べるとあまり聴いていない。
 ともあれ,生演奏はこれが二度目。こうして聴いてみると,やはりモーツァルトっていいなぁと思うことになる。憂鬱さも混じっているようであり,そうでありながら全体的には軽く,心地よさを追求すればこうなるよなと思わせる。こちらは調べの流れに身を任せていればいい。受け身の快感。
 
● バーンスタインの「ウエスト・サイド・ストーリー」はあまりにも有名だし,ぼくもCDは持っている。だけど,聴いたことはなかった。断片的にはあるんだけれども,通して聴く気にはなれないでいた。
 ミュージカルの舞台を観ないことには始まらないと思っていたし,今も思っている。バレエ音楽と一緒で(あるいはバレエ音楽以上に),どの場面で演奏されるのかを知らないで音楽だけ聴いてもなぁ的な。

● かといって,「ウエスト・サイド・ストーリー」の舞台を観る機会なんてまずないし,かりにあっても,おいそれとは行けない料金になるだろう。
 DVDがでてるんですかねぇ。

● “シンフォニック・ダンス”は「ウエスト・サイド・ストーリー」の組曲版のようなものなんですか。
 とにもかくにも。これでぼくの「ウエスト・サイド・ストーリー」に対する知見は,0から1か2になった。0と1の違いは大きい。

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