2024年7月14日日曜日

2024.07.14 間奏:音大フェスとフェスタサマーミューザ

● 川崎に来た。ミューザの隣のホテルに投宿。チェックイン後,まず行ったのはそのミューザ。
 今年も音大フェスがある。昨日がチケット販売の開始日。通し券を購入した。
 今回は3日間の強行日程。芸劇ではなくすみだトリフォニーを使うのは,芸劇は設備更新工事のため,今年の9月末から来年の7月まで休館するから。

● チケットも値上がっているが,インフレのご時世,致し方がない。それでも通し券の3,600円は激安だと思う。
 この大きな催事も,催行するにはいくつもの障害やハードルがあって,外から見えるほど簡単ではないはずだ。どうか続いてもらいたい。

● フェスタサマーミューザを初めて聴いたのは2021年。コロナ禍中の開催だった。よく踏み切ったな。
 通し券を買って,オケ演奏は全部聴いた。こんな贅沢を自分に許していいのかと,罪悪感のようなものも感じてました。

● 翌2022年も開催したが,このときはネット配信で視聴した。ジャズが面白かったね。チック・コリアってこういう人だったのかと勉強させてもらいましたよ。
 「スペイン〜六重奏とオーケストラのための」を演奏しているときの東京シティフィルの団員の楽しそうな表情も印象的でした。

● ネット配信はずっと続くのかと思いきや,コロナが収束した昨年(2023年)は実施されなかつた。ホールに行くか,あの途方もない贅沢をまた自分に許可するか。結局,見送った。
 今年もネット配信はない。コロナ禍の緊急避難的な措置にしてしまうのはもったいない気もするんだが,致し方がない。

● ぼくは聴けないけれども,聴ける人は聴いた方がいいに決まってる。これも格安と言っていいと思う。川崎市の財政負担があるのだろう。チケット料金だけで賄えるはずがない。
 首都圏に住んでる人は遠慮なく公の財政負担の恩恵を享受すべし。都市に住むことのメリットのひとつがそれではないか。