2017年1月5日木曜日

2017.01.01 間奏51:初心に戻れと自分に言い聞かせてみる

● このブログは,コンサートに出かけていって,それを聴き,その様子や感想を文章に翻訳しているだけのものだ。
 読んでくださっている人たちの多くは,それら楽団のメンバーの方々ではないかと思う。そこから先に広がっていかないのが,目下の悩みだ。
 とはいえ,5年弱でPVが20万に到達した。すべてが真水ではないとしても(かつて,スパムアクセスが猖獗を極めたことがある),当初の予想からすれば大成功なのだ(そんなアクセス数でいいなら半年か1年で集めてるよというブログもあるに違いない。羨ましい限りだけれども,ぼくには遠い別世界の話になる)。

● それ以上を望むようになるから,あれこれ考えてしまうわけだ。しかし,それは健全なのだと思ってもいる。この局面では,あまり簡単に足るを知ってはいけないのではないか。
 ブログを更新するのは努力以前の話で,その努力以前のことをまずは確実に行うこと。そこから先が努力ということになるのだけれど,その努力とは具体的に何をすることなのか。

● CDで多くの曲を聴きこむことか。音楽関係の本を読んで知識を増やし,勉強を深めることか。
 うまく言えないんだけど,ぼくがすべきことはそういうことではないような気がする。そういう大それたことではないんだと思うんですよね。

● しかし。プロであれアマであれ,演奏する側は気を入れて演奏しているはずだし,演奏の裏にはその何倍かあるいは何十倍かの練習が隠れているはずだ。
 それを聴いて感想を書くのだから,こちらも裏側でそれなりの時間をかけているのでなければならない。それなしに,お気楽に感想を書いてネットに垂れ流すだけでいいわけがない。

● というわけで,具体的に何をすればいいのかはわからないんだけど,努力以前であってもともかく更新を重ねていこう。
 ただし,数を増やせばいいというものでもない。ひとつひとつに気をこめて,ていねいに更新するところから再出発だ。
 ぼくのキャパだと,あまり多く聴くと,1回あたりの聴き方がおろそかになる。気持ちがこもらなくなってしまう。それを文章化する作業においても同様だ。

● が,少数精鋭で少なく聴くという方法は採用しない。そんなやり方でいいのは,聴くことの達人に限られる。ぼくのような凡人がそんなことをしたら,耳が退化する一方になるだろう。
 そのあたりの兼ね合いがある。自分なりのペースが自ずとあるはずで,それに従えばいい。となると,今までと何も変わらないことになるかなぁ。

● 音楽を聴くのが好きだし,それを文章に置き換えていく作業もそんなにイヤじゃない。好きなことをやっている。だから続けてこられた。
 さらに,読んでくださる方がいらっしゃるという事実が,自分の背中を押してくれる。継続の推進力になってくれる。
 読んでくださる方々からいただく何ものかによって,自分の好きなことをやってこられたのだ。これからもやっていける。

● 昨年,19歳のひとり息子を亡くしてしまった。自分に残っているのは,少しのお金と住居くらいか。それだけあれば生きてはいける。さほどに生きていたいとも思わないが,生きてはいける。
 けれども,本当に大事なものが,自分の両の掌からこぼれ落ちてしまった。落ちて,粉々に砕けてしまった。一番大事なものを取り落とすとは何事か。

● と,半ば,人生を捨てそうになったりもしたけれど,過ぎてみればコンサートに行けるようになった。行けばそれをブログにしてアップする。するとそれを読んでくださる方が,決して多い数ではないけれども,いてくださる。
 そのことが,とても嬉しく,とてもありがたい。あ,これを繰り返している間は生きていられるんだ,と気づかせてもらえただけでも。

● これまで読んでいただいた皆様,本当にありがとうございました。
 お顔も知らずお名前も存じあげない皆様の存在が,しごく大げさに申しあげれば,ぼくが生きていく糧になってくれています。本当にありがとうございます。

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