約2時間のコンサートが終了した直後の満足感は,他のものでは代替できません。この世に音楽というものが存在すること。演奏の才に恵まれた人たちが,時間と費用を惜しまずに技を磨いていること。その鍛錬の成果をぼくたちの前で惜しみなく披露してくれること。そうしたことが重なって,ぼくの2時間が存在します。ありがたい世の中に生きていると痛感します。 主には,ぼくの地元である栃木県で開催される,クラシック音楽コンサートの記録になります。
2011年7月31日日曜日
2011.07.02 宇都宮大学管弦楽団第71回定期演奏会
宇都宮市文化会館大ホール
● 7月2日は宇都宮市文化会館で宇大管弦楽団の定期演奏会があった。夕方6時から。
曲目はメインがムソルグスキー(ラヴェル編)の組曲「展覧会の絵」。ほかに,バラキレフ「3つのロシアの主題による序曲」とビゼー「アルルの女 第1組曲」から抜粋でいくつかを演奏した。
指揮者は小森康弘さん。宇大管弦楽団のOB。宇大教育学部音楽科から芸大,芸大院と進んだ人。
● バラキレフの「3つのロシアの主題による序曲」なんてかなりマイナーで,こういう機会でもないと一生聴くことなく終わったろう。
3曲とも打楽器が活躍する。今回の選曲は打楽器パートの主張が通ったのかななどと邪推している。
● 演奏はね,立派なものでしたよ。あらためて音楽を聴いていこうと思わせてもらえる。
縁の下で運営を支える学生たちもよくやっている。文句をつけている老人がいたりもするが,文句をつけてる側が勝手なだけ。
● 次回は12月18日の予定。栃響の第九とたぶん時間帯も重なってしまいそうだ。ぼくは第九を捨てて宇大の演奏会に行くと思う。
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