2023年5月21日日曜日

2023.05.21 東海大学吹奏楽研究会 DREAM CONCERT 2023 in 宇都宮

宇都宮市文化会館 大ホール

● 落語のCDを返しに宇都宮市立中央図書館に来た。ら。今日,この演奏会があるのを知った。開演までの約2時間をどうにかうっちゃって,聴いてきた。大きな拾いものをした。ラッキーとはこういうことだね。
 開演は午後2時。入場無料。

● 内容は3部構成で,まず第1部は課題曲クリニックと題して,東海大学吹奏楽研究会の常任指揮者の福本信太郎さんと音楽監督の加養弘幸さんが,吹奏楽コンクールの課題曲について,その勘所についてレク。
 マイクの音が割れてしまっていて,よく聞き取れなかった。それ以前に,このレクはコンクールに出場する中学生や高校生を対象にしたものと思われるところ,観客の大半はぼくを含めて爺さんと婆さん,オジサンとオバサンだったので,少々アテが外れた感じになってしまった。

● レクのあと,東海大学吹奏楽研究会が模範演奏。演奏したのは次の4つの課題曲。
 牧野圭吾 行進曲「煌めきの朝」
 宮下秀樹 ポロネーズとアリア-吹奏楽のために
 天野正道 レトロ
 水口 透 マーチ「ペガサスの朝」
 「煌めきの朝」は先月30日に宇都宮中央高校吹奏楽部の演奏で聴いている。作曲した牧野さんは現在,音大の作曲学科の学生。この曲を作ったのは高校2年生のときだったらしい。2年生の3学期のとき。

● 第2部は地元の共演校のステージ。共演するのは宇都宮市立陽南中学校と作新学院高校。
 陽南中学校
 宮下秀樹 ポロネーズとアリア-吹奏楽のために
 米津玄師 カイト

 作新学院
 マリナンジェイ(郷間幹男編) ジャンボリミッキー
 久石譲(後藤洋編) となりのトトロ-コンサート・バンドのためのセレクション

● ラッキーだと思ったのは作新学院の演奏をまた聴けるからなんですよね。4月2日に幕張総合とのジョイントコンサート,今月7日にフレッシュグリーンコンサートを聴いている。2ヶ月の間に3回聴けるとは。
 この吹奏楽部が栃木県内の絶対王者だと思っているわけですよ。しかし,こういう機会に絶対王者を相対化できるかもしれない。
 作新をもってしても,東関東を突き抜けて全国に行くのはなかなか以上の難事なのだ。上には上があるというあたりまえの事実を,栃木から出ないから,なかなか知る機会に恵まれないわけでね。

● 第3部が東海大学ステージ&共演校との合同ステージ。東海大学が演奏したのは次の3曲。
 松前紀男 東海大学校歌
 長生 淳 喜色満海
 鈴木英史 カントゥス・ソナーレ
 大学の校歌も校歌というんだね。学歌とは言わないんだな。

● 合同ステージでは,東海大学&陽南中学校が「宝島」で,東海大学&作新学院がチック・コリア「スペイン」。作新が単独でやるときには,これにダンスが加わるわけだけれども,今回は演奏のみ。
 その「スペイン」が絶佳。全体で最も印象に残ったのがこの演奏で,もう一度聴きたい,今すぐ聴きたい,と思った。録音録画していたっぽいので,ひょっとすると You Tube に上げてくれるかもしれない。ほんとにね,もう一度聴きたい。

● でね,この演奏をリードしたのは作新の方だと思えた。この曲は作新お得意のレパートリーで毎回演奏する曲だし,東海大学は胸を貸すくらいのノリでやっていたのかもしれないんだけど。
 というわけなので,作新を相対化することはできなかった。やっぱり,作新のレベルは相当なもの。

● 会場の宇都宮市文化会館の敷地にはツツジが彩りを添えている。梅雨の鬱陶しい時期になると紫陽花ですね。梅雨の紫陽花は,万物みな枯れる冬に夜空の星々が最も絢爛な様を呈するがごとし。
 紫陽花といえば,宇都宮に紫陽花に “しようか” とルビをふった名前のスナックがあってね。しようか? うん,する,するっ,となるじゃないですか。
 何をするのかって? お勉強に決まってるじゃないですか。他に何があるってんです?
 汝よ,淫らな想像をした者よ,悔い改めよ。

2023年5月20日土曜日

2023.05.14 真岡市民交響楽団 第65回定期演奏会

真岡市民会館 大ホール

● 昨年の12月17日以来,半年ぶりに真岡に来た。市立図書館で雑誌を読んでいる。けっこう優雅感があるぞ。“けっこう” でよければ,優雅を愉しむのにお金は要らない。
 問題は,すべての図書館でそれができるわけではない,ということだね。優雅感がないところもある。地方の小都市でもそうだから,大都市になるとさらにそうだろうな。

● さて,何のために真岡まで来たのかと言うと,真岡市民交響楽団の定演を聴くためだ。半年前もそうだった。それ以外の用事で真岡に来ることは,まずもってない。
 開演は午後2時。入場料は安定の500円。当日券を買った。

● 曲目は次のとおり。指揮は新井義輝さん。一般大学を卒業してから音大の指揮科を出た人。
 ベートーヴェン エグモント序曲
 グリーグ ペール・ギュント第1組曲
 シベリウス 交響曲第2番 ニ長調

● 序曲なのに交響曲を1つ聴いたような気分にさせるのがベートーヴェン。ロシア人形のマトリョーシカのようだ。どんどん小さくしていっても,全部がそこにある。
 入れ子構造になっていて,全体の一部を切り取るのではなく,全体を小さく凝縮したような。

● 「ペール・ギュント」は第1曲の「朝」の冒頭のフルートがほぼすべてと言ってしまいたい。第2曲「オーゼの死」で弦がロマンチックに歌うのもいいんだけれども,やっぱり「朝」のフルートかなぁ,と。
 そのフルートゆえに,CDならカラヤン+BPh がいいと思っている。が,生で聴くのがもっといい。
 CDは耳で聴く。生演奏は目や皮膚なども動員して聴くことになる。CDで聴いても鼓膜しか喜ばないが,生だと全身が喜ぶ。全身で聴くのが音楽の本来だろうと思う。

● シベリウスの2番をベートーヴェンのように聴くこともできる。つまり,苦悩を通して歓喜に至る,という。
 第4楽章の妙なる調べは天国に着いたことを思わせるし,コーダは神に抱かれた喜びを思うさま発散しているようにも見える。辛い渡世だったけど,最後にやったよ,俺,と。ま,荒唐無稽な妄想だ。

● というわけで,聴き応えのあるシベ2だった。まことに,真岡には真岡のシベリウス。奏者の過半は真岡在住者ではないと思うけれども,そういうことは関係ない。

● ちなみに,今日は宇都宮市文化会館で宇都宮シンフォニーオーケストラの演奏会が,栃木県総合文化センターで新人音楽家演奏会があった。
 地方でもこういうことはしばしばある。ないときはバッタリないのだから,うまくバラけてくれるとありがたいのだけれども,そうは問屋が卸してくれない。

2023年5月8日月曜日

2023.05.07 作新学院高等学校吹奏楽部 フレッシュグリーンコンサート2023

宇都宮市文化会館 大ホール

● 黄金週間の最終日は宇都宮市文化会館で作新学院の吹奏楽。栃木県の吹奏楽界では絶対王者と言っていいと思う。4部構成なのだが,そのいずれもが圧巻の連続で,息をする暇もない。
 入場料は1,500円。しかし,この演奏会から受け取れるものは1,500円どころの騒ぎではない。ひょっとすると,県内で味わえる最上質のエンタメはこの演奏会かもしれない。年2回の安定供給も保証されている(たぶん)。
 遠慮なく味わうべし。ぼくは作新学院とは縁もゆかりもない人間だが,何も問題はない。お金を払ってチケットを買っているんだしね。

● あいにくの春の嵐で(気温もだいぶ下がった),これじゃ客足も鈍るのじゃないかと思った。会場に着いたら長い列ができているのが常のところ,そんな列など見当たらなかった。
 やっぱりなぁと思いながら会場に入ってみると,ぼくが勝手に定席にしている2階右翼席には空きがなかった。ずいぶんウロウロして,2階のかなり後ろの方に座った。
 要するに,天気は関係なかったってことね。ぼくが出遅れただけだった。

● 音楽には力がある,という言い方は正確ではない。力を吹き込む演奏者がいて,初めてそれが現実化される。演奏者に力がなければならない。その力がある奏者たちだ。個々のメンバーの技量が高い。しかも,巧いというにとどまらない。巧さに “+α” が備わっているように見える。
 中学生の精鋭が吹奏楽をやりたいからという理由で,作新を選んで入学してくるのだろう。受験界でいう単願,県立高校は受験しないで入学した子が多いんじゃないかと思っている。

● この3年間,コロナ禍でこうした演奏会は多くが中止になった。東京では抵抗する姿勢を見せる楽団がプロアマを問わずあったと思うが,地方ではことごとくコロナの顔を立ててしまった。
 そうした中にあって,この学校では2020年秋の定期大会,21年春のフレッシュグリーンコンサートを開催している。両方とも聴きに言っているのだが,コロナ感染に配慮しつつと言いながら,わりと大胆な開催の仕方だったと記憶している。
 座席はほぼすべてを使っていたし,規模を縮小するといったことも敢えてしていなかった。入口に消毒液を置くとか分散退場といったところで,配慮しましたよという形を作ってはいたが。

● 大変な決断だったろう(上層部もよく認めたものだ)。それでクラスタが発生したとは聞かないし(発生するはずがないと思ったので,ぼくも出かけて行ったわけだが),今から振り返れば正しい判断だったことになる。が,あの状況でよく開催するという決定ができたものだ。
 おかげで,この学校の生徒は機会逸失が最小限度ですんだ。それやこれやがあって,絶対王者が存在する。

● 第4部の野球応援ステージでは「アフリカン・シンフォニー」も「オペラ座の怪人」も登場するのだし,第3部のドリルでは「ムーンライト伝説」や「ジュピター」も演奏された。全部で何曲演奏したのか数えた人はいないだろうが,相当な数になる。
 ドリルの絵は誰が作るのだろう。デザイナーは誰だ? 吹奏楽とはこういうものという模範解答を見る思いがする。吹奏楽の可能性を余すところなく披露して見せてくれるというかね。

● 1つ挙げると,第2部で演奏されたチック・コリア「スペイン」だ。CDは Chick Corea Trio のものしか持っていないのだが,昨年,“ジャズ六重奏とオーケストラのための” バージョンを聴く機会があって,聴いたらビックリした。まったく別の曲だった。吹奏楽版もしかり。
 逆に,吹奏楽版だけ聴いて,これが「スペイン」だと思っちゃいけない。いけないのだが,吹奏楽版を聴くならこの演奏会に足を運ぶのがいいだろう。定番の曲目になっている。
 この先もこの曲を演奏会の定番から外すことはないと思うのでね。っていうか,思いたい。

● ステージ上の生徒さんは濃密な3年間を送ることになる。卒業後も多くの人は,吹奏楽かどうかは別として,楽器を自分の一部にして生きていくのだろうが,これほど濃密な時間を持つことは,おそらくないだろう。
 “人生は死ぬときまでの暇つぶし” だとしても,こうした数年間を持っているのといないのとでは,暇のつぶし方の巧拙に大差が生じるかもしれない。
 ただし,いかに濃密な3年間を過ごせたとて,まさかという坂がない人生はあり得ない。落とし穴が潜む。心されたし。心したからといって防げるわけではないのが厄介なんだが。

2023年5月6日土曜日

2023.05.06 第21回黒磯高校吹奏楽部グリーンコンサート

那須野が原ハーモニーホール 大ホール

● 黒磯高校吹奏楽部のグリーンコンサートを初めて拝聴。なぜ初めてかと言うと,那須野が原ハーモニーホールで開催されたからだ。同校のフランチャイズである黒磯文化会館は改修工事中で使えなかったらしい。
 わが家からだと,黒磯文化会館は少し霞がかかった距離にある。ハーモニーホールに行くのとさほど違わないといえば違わないんだけど,その “さほど” が心理的に大きいんだな。

● 開園は午後1時。入場無料。
 吹奏楽部のグリーンコンサートとは言いながら,実際には箏曲部と合唱部の合同開催のような感じ。
 最初は箏曲部。演奏したのは次の2曲。
 吉崎克彦 祭花
 黒うさP(渡辺泰子編) 千本桜

● 洋楽は残響を前提とする。修道院も教会も貴族の館も石でできているのだから,残響が生じる。自ずとそれを踏まえた発達過程をたどることになるだろう。
 対して,日本の家屋は木と紙でできている。音の一部は自身が吸収したうえで,残りはそのまま通過させる。上に上がった音は上がったきりで降りてこない。
 そうした残響とは無縁な世界で和楽器は育まれたと思うのだが,ハーモニーホールで聴くと,和楽器にもアコースティックはあった方がいいことがわかる。ホールも楽器のひとつという言い方がされることがあるけれども,それをもっともわかりやすく感じられるのは,邦楽をこうしたホールで聴くことかもしれない。
 ひょっとすると,残響があたりまえのホールで聴くことに慣れてしまったゆえで,本当はそうじゃないのかもしれないんだけどさ。

● 次は合唱。久しぶりに男声合唱の「いざ起て戦人よ」を聴いた。レガートな戦人だった。
 「鷗」は曲も詩もスケールの大きな曲だと思うのだが,三好達治の詩の勢いを味わうものですかねぇ。自らを拠り所とできることこそ自由というものだ,というね。ブッダが臨終前に弟子たちに諭したとされる「自灯明」を思い起こさせますな。

● いよいよ吹奏楽。まず,クラシックステージ。演奏曲目は次のとおり。
 和田 信 希望の空
 オリヴァドーティ バラの謝肉祭
 ドイツ民謡 山の音楽家
 リード A Festival Prelude

● 吹奏楽は高校生の演奏で聴くのが一番いい。吹奏楽といぶし銀の相性はあまりよろしくないと感じるのは,ぼくだけではないと思うのだが,それも固定観念というものですかねぇ。
 「山の音楽家」は楽器紹介を兼ねるわけだが,誰でも必ず聴いたことのある曲だし,箸休めに中間に持ってくるのは聴く側としても助かるかな。
 曲としてはやっぱり「A Festival Prelude」ですかねぇ。直訳すれば音楽祭の前奏曲ってことなんだろうけど,艶があるし,喜怒哀楽のうち怒を除いた3つが入っている。哀もかすかにあって,それが曲に深みを与えているような気がする。

● 次はポップスステージ。
 とちぎベリーヒットメドレー
 「千と千尋の神隠し」メドレー
 岡田実音 Happiness
 ラファエル・エルナンデス エル・クンバンチェロ

● これはもう高校生のぼくらに対する懸命なサービスであって,そのサービスが良かったか悪かったかを云々してはいけない。サービスを受ける一方の人間がサービスする側に対してアレコレ言う資格はないとしたものだ。反対給付を求められているなら別かもしれないけどね。
 そう言いながら云々してしまうのだが,「とちぎベリーヒットメドレー」での合唱は相当な味わいがあった。「乱れ髪」なんかジーンと来るものがありましたよ。

● 最後は県北地区数校の合同演奏。曲目はグリエール「青銅の騎士より」。石津谷治法ではなく森田一浩の編曲によるもの。
 結局,これが最も印象に残った。アンコールは「宝島」だったが,「青銅の騎士」の方に惹かれた。
 元の管弦楽版も聴いてみたいものだが,CDを見かけたことがない。生で演奏される機会もないと言い切ってしまっていいだろう。「青銅の騎士」といえば吹奏楽ということになっている。

● 場内アナウンスがよく通る声で聞き取りやすかった。こうした黒子のファインプレーが全体を締めることもある。

2023年5月5日金曜日

2023.05.05 25周年記念 宇都宮ウインドクルーコンサート

宇都宮市文化会館 大ホール

● 今日も宇都宮市文化会館。宇都宮ウィンドクルーの定演。25周年と銘打っているのだが,迂闊ながら今までこの楽団があることを知らずにいた。
 開園は午後2時。入場無料。指揮は田村和久さん。

● プログラム冊子の「ごあいさつ」によると,「いつ解散してもおかしくない状況でした」とある。「4年前のコンサートを知る団員は数名となり」ともある。多くの団員が去り,コロナ禍で団員の多くが入れ替わるくらいの変化があったらしい。
 その結果,だいぶ若返ったようにも推測できる。だとすれば,コロナ禍を若返りの契機に転じ得たと言えるかもしれない。災いを転じて福となすことができた? と,外部の人間は気楽に言うものだ。

宇都宮市文化会館
● が,大変だったのはこの楽団だけではないというのも事実でね。実際に解散のやむなきに至ったところもかなりの数,あったのではないか。
 家業を閉めざるを得なくなって,生活に支障が出た人たちもいただろう。芸能界では自殺者が相次いだ。個人的には「赤い公園」の津野米咲が命を絶ったのがけっこうショックだった。もちろん推測にすぎないのだが,コロナがなければ死なずにすんだものを。

● その中にあって,ともかく継続できたのだから,それだけで立派なものだ。核となる古参メンバーが踏ん張ったんだろうか。
 ともかく,奏者の平均年齢はかなり若い。客席を盛り上げようとするその仕方が高校生チック,という印象を受けたのだが,それも団員が若いからできることだろう。

● 演奏曲目の一々については記さないが,聴けて良かっと思ったのは「レット・イット・ビー」。古典となったビートズのこの曲のCDを引っぱりだしてみようかと思えたからね。やっぱり,これは名曲なんでしょうねぇ。
 同時に,クラシックやジャズ,ポップスなど各種ジャンルで名曲とされる曲に限ってみても,その全てを聴く時間はもう残っていないなとも思った。海からコップ1杯かせいぜいバケツ1杯の水を汲んだくらいにしか聴いていない。
 まことに,少年は(少女も)老いやすいものだよね。

2023年5月4日木曜日

2023.05.04 第26回マーキュリーバンド定期演奏会

宇都宮市文化会館 大ホール

● 黄金週間も後半。宇都宮市明保野公園には読書をしている人が多くて一驚。中には音読してる人もいて,さらに一驚。
 後半ということは,瞬きする間に黄金週間も終わってしまうってことですよ。そろそろ鬱の虫が疼きだす気の早い人もいるかもしれんね。

● なぜここに来たかといえば,隣の宇都宮市文化会館でマーキュリーバンドの定演を聴くため。黄金週間は吹奏楽週間でもある。
 開演は午後2時。入場無料。2部構成で,第1部の演奏曲目は次のとおり。
 ヤン・ヴァンデルロースト コンテスト・マーチ「マーキュリー」
 天野正道 レトロ
 樽屋雅徳 マゼランの未知なる大陸への挑戦
 アーノルド 第六の幸福をもたらす宿

● 「マゼランの未知なる大陸への挑戦」は初めて聴く。第2部は「ゲーム音楽でつづるピーターパン」。
 指揮は五十嵐貴宏さんと鈴木章郎さん。

● この楽団に限らずだけども,吹奏楽団って客性へのサービス精神が旺盛で,全部が上質なエンタメになる。
 となると,観客がどこまで乗れるかが演奏の出来に影響する? 客席が演奏に関与する度合いが高いという言い方でいいと思うが,とはいえ当然,主役はステージ側であって,こちらは釈迦の掌に乗った孫悟空だ。

● 第2部は映像でストーリーを伝えるやり方を採用。この楽団は毎回そうだ。映像の作り込みが好きな楽団だよね。好きな人がいるんだろうねぇ。
 そうしたことも含めて2時間を飽きさせない。2時間だからねぇ,大変なことですよ。

● アンコールは2曲。ジョン・ウィリアムズ「ダース・ベイダーのテーマ」とアース・ウインド&ファイアー「セプテンバー」。
 最も印象に残ったのが,アンコールの「セプテンバー」だった。はじける感じが。最後だぜっていうのがあったんだと思うけど。

2023年5月2日火曜日

2023.05.02 間奏:You Tubeで名古屋大学交響楽団の第123回定演を視聴

● カオスと化したわが家のぼくの居場所。You Tube で名古屋大学交響楽団の第123回定演(2022.12.18 開催)を視聴した。スマホでもいいのだが,Amazon の Fire HD 10 を買ったので,それで。
 動画を見るだけならiPadはオーバースペックもいいところ。Fire 10 はステレオスピーカ搭載なのだが,まぁそれなりのスピーカなので,ダイソーのBTスピーカ2台に飛ばして聴いた。

● 途中で広告が入ることもなく,全編通して視聴することができた。ベルリオーズ「幻想交響曲」。インカレ団体で,たぶん愛知県立芸術大学の学生もいると思うんだけども,大学オケが幻想交響曲をこのレベルで仕上げてくる時代になってるんですな。
 三点吊りマイクの他に要所にマイクを置いているのだが,第3楽章の弦の弱音を上手く拾えていなかったきらいがある。といっても,難しいねぇ。拾いすぎても困るわけだし。

● こういうのをネットで聴けるのだからありがたい。北関東の片田舎から愛知県まではなかなか行けないから。黄金週間の彩りになる。
 コロナでネット配信が一挙に増えた感がある。コロナには功もあったということですよ。続いて欲しい。やる方は大変だろうけどさ。

● この動画が You Tube にアップされていることはつい先日知ったのだが,最近アップされたのかもしれない。今月12日に124回定演があるようなので,それに合わせて短期間だけ公開することにしたのかも。これ以外にも上がっているのがあれば視聴したいが,見つからない。
 名古屋大学以外にもアップしているところがそれなりの数ありそうだが,探して聴いていこうと思う。

● Fire 10 とダイソーのBTスピーカで充分に楽しめるのだ。ぼくにはそれで足りている。細かいところにこだわらないですむ耳の悪さが,身を助けているような気がする。