2009年8月31日月曜日

2009.08.15 西池袋管弦楽団第6回定期演奏会

ティアラこうとう 大ホール

● 15日から2泊3日で東京にやってきた。家族旅行である。ホテルに泊まって美味しいものを食べようというわけだが,ムスコも中学生になって,親にべったり付き添われるのは迷惑らしい。
 というわけで,ぼくは都内で開かれるコンサートに行くことにした。自慢ではないが,ぼくのこづかいは週8千円だ。5月以降,コンサートの費用もこの枠内でやりくりしている。しかし,この度は自宅から東京までの旅費は家計から出る。都内の移動費だけ自分で出せばいい。

● アマチュアオーケストラの活動状況を集めた「Freude」というサイトがありますね。演奏会の日程などもまとめて載っている。もちろん,アマオケのすべてを網羅するなんてことはできるはずもなく,載っているのは一部の団体だけなんだけども,とにかく世界に冠たる帝都東京であって,15日も16日もあちこちで演奏会は行われているのだ。

● その中から15日は西池袋管弦楽団の演奏会に行ってみることにした。19時から。場所は「ティアラこうとう」。
 西池袋管弦楽団は,立教大学のOB・OGが中心になって作った楽団。であれば,演奏レベルは信頼できると見た。
 ホテルが恵比寿なので,まず山手線で渋谷に出,渋谷から半蔵門線に乗り換えて住吉で下車。住吉駅から3百メートルの距離。初めてだったので早めに向かった。

● チケットは5百円。ホームページの演奏会告知のページを印刷して持参すれば無料になる。ということは,要するに無料ってこと。ぼくは印刷する暇がなかったので5百円を払って入場した。
 5百円くらい取っても焼け石に水だろうし,無料にした方がお客さんが増えるのは確かだろうけれども,アマチュアといえどコンサートを無料でやるってのはよろしくない。5百円でも千円でも取るべきだと思う。

● ティアラこうとう大ホール。収容人員は千人に満たないが,流麗なホールだった。今どきのホールはどこもすごいんだけどね。
 ぼくの中のスタンダードってのは,中学校の体育館,せいぜい昔の栃木会館の大ホールだから,どこに行ってもすごいもんだなぁと思うことになっている。

● お客さんの入りは6~7割といったところだったろうか。
 曲目は3つともブラームスだった。悲劇的序曲,ハイドンの主題による変奏曲,交響曲第1番。
 2つが同一作曲者ってのはわりとあるパターンだけど,3つとも同じってのは初めてですね。もとより文句があるわけではないけれど。

● 演奏終了後,指揮者がパートごとに立たせて観客に紹介するわけだけど,ティンパニ(女性奏者)に対する拍手がひときわ大きかった。素人にはパーカッションが何気に格好良く映るのですよね。それと,彼女が美人だったこと。
 コントラバス弾きの男性で目立つのがいた。動作が大きいのですね。一生懸命に弾いているのが伝わってくる。のだが,無駄な動きがありすぎないか。しかし,彼はあれがウリなのかも。

● 帰りはJR錦糸町駅まで歩いてJRで帰ってきた。その方が70円安くなるのと,ぼくが田舎者ゆえか,同じ電車でも地下鉄は疲れるので。JRの方が体を固くする度合いが少なくてすむっていうか。
 総武線の各駅に乗り,代々木で山手線に乗り換え。新宿のひとつ手前で乗り換えられるのがありがたい。新宿の殺人的な雑踏は閉口だ。昔はそんなことなかったんだけどね。スイスイ泳いでいたような気がするのだが。

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