2011年10月31日月曜日

2011.10.30 宇都宮シンフォニーオーケストラ ベートーヴェン・チクルス第2回

栃木県総合文化センター サブホール

● 29日はコンセール・マロニエのファイナルがあった。普段は聴けない曲を聴けたりするし,若者の演奏を聴けるし,コンクールならではの緊張感もあるしで,これは聴き得だと思っている。
 で,当然聴きに行くつもりでいたんだけれど,ヨメに先手を取られてしまった。ヨメの買い物につきあうことになって,言いだせず仕舞いで終わった。

● 言いだせなかったのは翌30日も宇都宮シンフォニーオーケストラのベートーヴェン・チクルスの2回目があったからで,2日連続でヨメのリクエストを袖にしたんでは,家のなかにぼくの居場所はなくなってしまう。男子は三界に家なしであって,幼少のみぎりは母にしたがい,大人になったら妻にしたがい,老いては子にしたがうのである。
 ともあれ,こちらは聴きに行かせてもらった。場所は総合文化センターのサブホール。チケットは千円。
 曲目は交響曲第2番とヴァイオリン協奏曲ニ長調。ヴァイオリン協奏曲のソリストは例によって,元コンミスの小泉百合香さん(ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉の団員)。

● このオーケストラは栃響や真岡市民交響楽団に比べるとイマイチ身近に感じられないんですよ。その理由はわからないんだけどね。
 でも,ライブで音楽を聴けることの幸せはやっぱり感じる。ヴァイオリンやフルートを操れる人って,そのレベルはいずれにしても,すごいなぁと思う。ましてベートーヴェンだ。圧倒的な勢いをもってこちらに迫ってくる。圧倒される快感。

● すっかりスモーカーに戻ってしまった。休憩時間は戸外の喫煙所で過ごしたんだけど,そこに指揮者の石川氏と団員2人(男と女)が煙草を吸いに来た。団員が煙草を吸ってはいけないという話は当然ないんだけど,できれば観客の目に触れないところで吸ってほしいなぁと思いましたね。
 といって,喫煙所はひとつしかないのだろうから,ま,仕方がないわけだけど。

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