● 今日は宇都宮北高校吹奏楽部の定期演奏会がある。チケットも前売券を購入済みだ。
が,4日から3泊の予定で,相方と東京に休みに来ている。
● 東京から宇都宮に出て,終演後にまた東京に戻るという酔狂をあえてしてまで,聴く価値があることはわかっている。
自惚れかもしれないのだけど,その模様を記したぼくのブログを楽しみにしてくれている生徒さんも何人かはいらっしゃるのではないか,とも思っている。
● だから,よほどその酔狂を実行してみようかと思ったのだけど,それを相方に言いだすことはできなかった。
何というのか,家庭の事情というやつで,目下のところは女房孝行を最優先にしないと。
● とはいえ,この演奏会を聴けないのは残念だ。黄金週間に穴が空いたような感じだ(高校生の吹奏楽の演奏会程度で何を大げさなと思われるかもしれないんだけど)。
基本,黄金週間にどこかに出かけてはいけないのだよね。こういう大きな取りこぼしが出てしまうから。
● 若い人たちの演奏っていうのは,若いというそれだけで,何らかの魅力を発する。逆に,30代か20代も後半になると,その「何らか」がなくなって,人(奏者)によっては悩む時期に入るのだろうとも思う。
ともあれ,その「何らか」を満喫するのに,宇都宮北高校吹奏楽部の定期演奏会は格好のものだ。というより,栃木県に限れば,それに代わるものがない(ま,このあたりは,ぼく一個の嗜好がかなり入りこんでいるはずだけど)。
● いや,東京で3日目になるんだけど,過ぎた2日間も楽しかったんですよ。ニューヨークにもロンドンにもベルリンにも行ったことはないんだけど,近くに東京があるのに何でそんなところまで出かけなければならんのかと思っているクチなんですよ。
東京でまだ行ったことのないところはたくさんある。そういうところをブラブラと歩いていると,東京って都市としては奇跡的に快適な集積を作っているのではないかと思える。
● しかし。東京にはいつでも行ける。正確にいうと,いつでも行けるわけではないけれど,今日の東京のほぼすべては明日になっても,変わらずにそこにある。
ところが,この演奏会は見事に一回きりなわけで,今日聴かなければ,もうそれっきりだ。
● けれども,今回はそれよりも大事なものを選んだのだと,自分を納得させている。
毎年のブログ楽しみにしてます!
返信削除ご都合が合わなくて残念です。来年はぜひご覧になってください!
ありがとうございます。
削除当然,そのつもりです。