約2時間のコンサートが終了した直後の満足感は,他のものでは代替できません。この世に音楽というものが存在すること。演奏の才に恵まれた人たちが,時間と費用を惜しまずに技を磨いていること。その鍛錬の成果をぼくたちの前で惜しみなく披露してくれること。そうしたことが重なって,ぼくの2時間が存在します。ありがたい世の中に生きていると痛感します。 主には,ぼくの地元である栃木県で開催される,クラシック音楽コンサートの記録になります。
2011年5月31日火曜日
2011.05.08 宇都宮ジュニアオーケストラ15周年記念演奏会
宇都宮市文化会館大ホール
● 8日は宇都宮市文化会館で宇都宮ジュニアオーケストラの15周年記念演奏会があった。曲目はワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲,バッハの「2つのヴァイオリンのための協奏曲」,チャイコフスキーの「交響曲第5番」。
ヴァイオリンのソリストは松本花菜さんと渡邊弘子さん。
● プログラムによれば,小学生から20代の青年までで構成されているとのことだが,今回のステージに小学生はいなかったようだ。中高生がメインで,あとはOB・OGと栃響メンバーが賛助出演。
演奏はしっかりしたもので,充分に鑑賞に耐えた。ちなみに入場料は無料なのだが,有料にしてもいいのではと思った。
1階席は7割,2階席は3割程度の入りだった。
● 毎年,定期演奏会を開催しているようだ。迂闊にもぼくはそのことを知らないでいた。そもそも宇都宮ジュニアオーケストラという存在そのものを知らなかった。が,その分,今後の楽しみが増えた。
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