宇都宮市文化会館大ホール
● 20日は峰ヶ丘フィルハーモニー管弦楽団(宇都宮大学OB・OGオーケストラ)の創立記念演奏会に行ってきた。午後2時開演。チケットは1,000円。指揮者は井崎正浩氏。
● コンマスは,昨年10月に創立記念演奏会を開催したマロニエ交響楽団でもコンマスを務めていた人。ほかにも,両者のメンバーはだいぶ重なっている。
マロニエ交響楽団も主体は宇大のOB・OGなんですね。宇大管弦楽団が栃木のオーケストラの人材供給源ということでよろしいか。
● プログラムの「ごあいさつ」には,「曲に秘められた愛,光の明暗や音色の変化を皆様にお伝え出来るかが,テーマの一つです」とあるのだが,それを感じ取れる耳をこちらが持ち合わせていないってのが問題なんだよなぁ。
● まずは,昨夜,真岡市民交響楽団の演奏で聴いたばかりの,ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲。次いで,ドビュッシー「小組曲」。最後はブラームスの交響曲第1番。
ブラームスって展開がやたら細かくて,よほど気をつけて入らないと,そこここで裂け目ができそうな印象。もちろん,今回の演奏に裂け目があったということではありませんよ。
● 演奏終了後,年配の男性ふたりが迫力ありましたねぇと感に堪えた様子で話しているのを聞いた。
アンコールの二曲目がヨハン・シュトラウスの「ハンガリー万歳」だったんだけど,その印象が強烈だったのかもしれない。演奏会の印象を決めるのは,案外アンコール曲だったりするから,アンコールに何を選ぶかは,どの楽団も頭をしぼっているんでしょうね。
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