さくら市氏家公民館
● さくら市の主催。開演は午後2時。入場無料。Renさんのケーナ,倉沢さんのエレクトーン(とピアノ)。
倉沢さんは宇都宮市の出身。この世界では知らない人はいないほどの存在だろう。
Renさんは足利市の出身。5歳からピアノを始めていたんですね。大学時代にケーナに魅せられたと,配られたチラシの「プロフィール」に紹介があった。
● MCは主にRenさんが担当。彼,ケーナを吹くだけではなく,製造販売もしているらしい。鹿児島まで竹を取りに行った話もしていた。
大きさが違ういくつものケーナがある。当然,小さいものほど高い音が出るわけだけど,こんな高音まで出るのかと驚くことが何度かあった。
● 「コンドルは飛んでいく」から始まった。ケーナ曲の定番といっていいのだろう。
ピアソラの「リベルタンゴ」をケーナで聴けるとは思わなかった。たぶん,これが最初で最後になるのではないかと思う。ぼく的には美味しかった気分。
● 後半では,Renさんや倉沢さんのオリジナル曲も披露された。
倉沢さん単独で演奏したのは「Sing, Sing, Sing」。元々は,トロンボーンとトランペット,サクソフォン,ドラムスで演奏される曲。何で演奏されようが,エレクトーンでできないものはないんでしょうね。
できないものはないんだとしても,どの程度にできるかは,奏者によるのでしょう。そこは名手,倉沢さんの演奏だからね。
● ただ,スピーカーのひとつから音が出ていなかったらしい。ステージからも「業務連絡」を出していたんだけど,コントローラーの調子が悪かったんだろうか。
ただ,ぼくなんかが聴く分には,どのスピーカーの音が出ていないんだかわからないわけですよ。ダメな聴き手ってことになりますか。
● アンコールは「浪花節だよ人生は」。客席を乗せたいってことなんでしょうね。客席サービスということ。
そうしたサービスには気持ちよく乗ることが大事。ただし,それができる日本人はそんなに多くないかもしれない。特に男性。
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