川口リリア 音楽ホール
● 東京管弦楽倶楽部の演奏会は初めて。開演は午後2時。チケットは1,000円。
● 曲目は次のとおり。指揮は冨平恭平さん。
モーツアルト 交響曲第26番
ハイドン 交響曲第92番「オックスフォード」
ベートーヴェン 交響曲第7番
● ベートーヴェンの7番は,今月に入って3回目。こういうことって,わりと起こりますね。確率は偏るのを常とする。
一方,モーツァルトは意外に演奏を聴く機会が少ない。ハイドンはさらに少ない。ハイドンのこの曲を生で聴くのは初めてだ。いや,CDも持ってはいるけど,聴いたことはなかったか。
● 演奏はオーソドックスなもの。正統派。もっとも,この3曲を演奏するのに,正統派以外のやり方が成立するのかどうかは知らない。
● リリアには2,000名収容のメインホールがある。音楽ホールは小ホール的な位置づけになるんだろうか。
その音楽ホールに入ったのは初めてではない。初めてではないけれども,このホールの素晴らしさをあらためて噛みしめた。理想型ではあるまいか。
栃木県にも那須野が原ハーモニーホールの小ホール,岩舟のコスモスホールがあるけれども,ここに比べると,少しく存在がかすんでしまう。
● このほかにも,与野に彩の国さいたま芸術劇場があり,所沢に市民文化センター ミューズがある。
人口の稠密さを考えれば,不思議はないか。埼玉は首都圏だ。
● 時間を作って歩いてみたいと思う街がいくつかある。川口もそのひとつだ。キューポラと風俗っていうイメージがひとり歩きしている感がなくもないけれど,これだけの街なんだから,それだけのはずがない。
リリアの反対側(東口)の雑踏には惹かれるものがある。人工の都市計画があまり入っていないように思えるところがいい。区画整理ありきでできた街は,すぐに飽きてしまう。
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