約2時間のコンサートが終了した直後の満足感は,他のものでは代替できません。この世に音楽というものが存在すること。演奏の才に恵まれた人たちが,時間と費用を惜しまずに技を磨いていること。その鍛錬の成果をぼくたちの前で惜しみなく披露してくれること。そうしたことが重なって,ぼくの2時間が存在します。ありがたい世の中に生きていると痛感します。 主には,ぼくの地元である栃木県で開催される,クラシック音楽コンサートの記録になります。
2009年10月31日土曜日
2009.10.20 間奏8:聴きたいのはオーケストラ
● コンサートに行って一番嬉しいのは,自分が聴いたことのない楽曲(たくさんある)を演奏してくれて,その曲が気に入ったときだ。当然,CDを探して,何度も聴けるようにしたくなる。
● 今はITのおかげで,CDの内容をそっくりパソコンに取りこめる。しかも,1時間のCDでも数分で取りこみが終了する。
なので,図書館からCDを借りだして,自分のパソコンに取りこむってのをずっとやっているんだけど,これって業界にとってはけっこうな打撃であるに違いない。
けれども,生来のケチ根性が幅をきかせて,タダで手に入るものを,お金をかけて購入する気にはなれないでいるんです。
ともあれ,ありがたい時代になりましたよ。IT様々,図書館様々です。しかも,図書館では借りる方が礼を言われるんだもの。
● 自分がどんな形態の演奏を好むのかってのもわかってきた。オーケストラをメインにしていくことになりますね。おそらく,多くの人がそうだと思うんですけどね。
CDとライブとの違いが最も大きいのがオーケストラだ。
ピアノやヴァイオリンのリサイタル的なものは,もちろんライブの方が身体に入りこんでくるものが多いのだけども,CDで聴くこととの距離はオーケストラほど大きくはない。
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