● 那須で音楽祭をやろうという試みがあることを知った。自分がやろうとしても絶対にできない。やれる人がやろうとしているのを応援することはできる。
● 那須で音楽祭なんて素敵じゃないか。那須のイメージがググッと上がるぞ。
観光っていうのはさ,いつ行ってもそこにあるものを観て楽しむっていうのももちろんいいんだけれど,普段はないものが期間限定で現れて,その期間が過ぎると跡形もなく消えてしまう方が高級な感じがするんですよ。
● っていうか,観光に限りませんね。モノを買うのはもういいや,と。
今どきのパソコンだったら10年は使えるでしょ。10年使えばいいんだと思うんですよ。どうせ大したことに使うわけでもないんだし。車なんか走りゃいいんですよ,走りゃ。10万キロは最低でも乗る,と。セーターは一着買ったら3シーズンは着ることにする,と。となると,モノなんかもう要らないんですよ。
後に残らないものにお金を使いたいと多くの人が考える水準に,今の日本は来てるでしょ。買ったあともその場に残ってしまうモノじゃなくてね。
● こういうのって,開催にこぎつけるまでに色々と壁や柱に頭をぶつけることになるんだろうけど,何はともあれ資金の問題がある。クラウドファンディングで資金集めをしているようだ。目標額は100万円。
どういう理由で100万円なのかはわからない。初めての試みなのだから,金額を含めた詳細な設計図を事前に描くことはできないだろう。大雑把な絵を描いて,あとは走りながら細部を詰めていくしかない。
● はっきりしているのは,100万円程度も集まらないようなところは,音楽祭を催行する場としてはふさわしくないということだ。
基本的には受益者負担が望ましいので,チケット収入で賄えればそれに越したことはない。が,現実問題として,チケットの料金を上げるのには限度がある。
● ぼくもそうだけど,この辺の人たちは,オーケストラは千円で聴けるものだと思っている,と見ておかないと。プロオケに対しても5千円出すのは躊躇するかもしれない。
もしファンディングが成立しないようだと,まだまだ機は熟してしないと判断しないといけないのかも。
● ところでそのファンディング,あと40万円で成立する。40万円なんて小銭じゃん。俺様が30万円と10万円の応援プランを購入すれば成立じゃん。おっしゃー! 任せとけ・・・・・・と思った。
・・・・・・思うところまではできるんだよね。実際にやったのは1万円の応援プランの購入。これ以上は,どこかに無理が入り込んでしまうのでね。
● 音楽祭にはまったくふさわしくないむさ苦しい格好(っていうか,それがいつものぼくの格好なのだ)で聴きに行ってやるのだ。今年の秋のお楽しみ。
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