2014年1月25日土曜日

2014.01.25 Nonette Pipers Ensemble 第29回定期演奏会

宇都宮市文化会館 小ホール

● 昨夜は呑み会があった。若い頃はけっこう以上に呑みましたよ,ええ。人の二生分は呑んだろうから,酒はもういいやと思ってる。思ってるだけで呑むのをやめたわけじゃないんだけど,職場の忘年会だの暑気払いだの以外に呑むことはめっきり少なくなった。昨夜も,昔の職場絡みの呑み会。
 出てくる料理が,刺身にしても野菜の炊き合わせにしても,どれも旨くてですね,これじゃ日本酒じゃないとな,っていうわけで。

● ご多分にもれず,ぼくも焼酎とかウイスキーのソーダ割りなんぞを呑んでるんですよ,普段はね。翌日,楽なような気がするんで。
 でも昨夜は日本酒。これがまた旨くてですね(地元の「惣誉」っていう酒なんですが),スイスイ入る。で,四合ほど呑んじゃった。老いの身には適量を超えたようなんですね。その前にハイボールも呑んでたし。
 でもって,今日は体調不良でしたよ,と。呑むとどうしても睡眠が浅くなりますよね。これが効きますな。

● そんな状態だったので,奏者には申しわけのない聴き方になってしまった。出かけなければいいんだけどね,そういうときは。
 そのあたりがビシッとできれば,ぼくもひと皮むけるかなと思うんだけどね。

● 今回で29回を数えるわけだから,活動実績の長い木管アンサンブル集団ってことですね。ところが。知らずにきてしまいましたよ。今の今まで。
 開演は午後2時。チケットは500円。当日券を購入。

● プログラムは次のとおり。演奏メンバーは曲ごとに交替。
 近衛珍念編 日本の歌メドレー
 ラハナー 八重奏曲 変ロ長調
 ルーセル ディヴェルティメント
 ドヴォルザーク 管楽セレナーデ

● ラハナーの「八重奏曲」で,この集団が並の水準ではないことはすぐに了解できた。特に,両端のフルートとクラリネット。でも,オーボエやファゴットもかなりの高みにいるっていう。
 どうして今まで知らずにいたのか,自分のことながら不思議な気がする。

● ドヴォルザーク「管楽セレナーデ」ではオーボエにとんでもなく長いフレーズがあって,よく息が続くものだなぁと素朴に感心。
 この曲だけ指揮者がいて,N響でファゴットを吹いている菅原恵子さん。彼女がここのトレーナーを務めているらしい。

● オーケストラだといろいろと突っ込みどころがある。演奏するのも花満載の交響曲。対して,こうした少人数のアンサンブルだと,聴き手にも技量が問われるっていうか,ヘタなことを書くとお里が知られそうだ。
 大きなホールができる前は,こうした演奏を人々(貴族ってことになるんだろうけど)は楽しんでいたのだろう。たいした聴き巧者だったに違いない。

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