栃木県総合文化センター サブホール
でも何だかちょっと気になっていて,頭の隅っこの方に引っかかっていた。
● 数日後,総合文化センターに行ってみた。それ以上の情報があるかと思って。チラシというか,ほとんどプログラムなのだが,それが置いてあって概要を知ることができた。
宇都宮ピアノ研究会というのがあることも初めて知った。すでに31回を数えるのだから,30年前には存在していたことになるのだけれども,ぼくは全然知りませんでしたよ。
● そのチラシに聴き方も書いてあった。入場は無料だけれども,事前予約が必要。電話番号が書かれてあって,電話かショートメールで申し込んでくれという。
ので,Googleの “メッセージ” を使って,予約を入れた。で,無事に聴くことができましたということ。開演は14時。
● 曲目は次のようなものだった。
ショパン ノクターン第7番 嬰ハ短調
ドビュッシー 「版画」より “塔”
ジョー・ガーランド イン・ザ・ムード
菅野よう子 花は咲く
ドビュッシー 「前奏曲集」より “ヒースの茂る荒れ地” “風変わりなラヴィーヌ将軍”
レ・フレール Follow Me!
サティ スポーツと気晴らし,ジュ トゥ ヴ
宮沢和史 風になりたい
プロコフィエフ ピアノソナタ第1番 ヘ短調
シューベルト 幻想曲
シューマン アベッグ変奏曲
モーツァルト ピアノ四重奏曲第1番(第1楽章のみ)
ピアノにしても連弾もあり,クラシックがメインだけども,ジャズっぽいの,ポップスっぽいの,サンバっぽいのもあって,観客を楽しませ,自分たちも盛りあがる,という趣向のようだった。
● プログラムの曲目解説は,インターネットから引き写したものがわりと多い。悪いことでも問題があるわけでもないと思うが,引き写しではない解説を読むと,何がなしホッとするというところはある。
重箱の隅を突くようなことを申しあげて申しわけないのだが,あまりカクカクした解説はそもそも必要ないようにも思う。
● プロコフィエフのソナタとシューマンのアベッグ変奏曲が白眉だと思った。が,このあたりは演奏がどうのこうのではなくて,聴き手の曲に対する好みによるものだ。
このような機会に接すると,ピアノ曲のCDも整えなきゃなと思う。まともには聴けていなかったと思うので,環境整備から始めてみようか,と。
● 管弦楽曲に比べれば,生とCDとの落差は小さいはずだが,小さいというのはゼロではない。0と1の差は1と10の差よりも大きい。
ゆえに,生演奏を聴く機会もコマ目に捕えていきたいものだが,勉強する姿勢はとりたくない。が,ある程度は勉強もしないと楽しめるところまで行けない。自分はまだそこまで行けていないと思うので・・・・・・と堂々巡りをしそうだな。
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