那須野が原ハーモニーホール 大ホール
● 開演は午後2時半。全席指定で,S席が3,000円。チケットは予め買っておいたけれども,当日券がけっこう残っていたかと思われる。
● 第1部はニューイヤーオルガン。ジャン=フィリップ・メルカールト氏のオルガン演奏に,渡邉善行(トロンボーン),大貫裕子(ソプラノ),髙田正人(テノール),那須野が原少年少女合唱団が加わって,7曲を。
バッハの「ヴィヴァルディによるコンチェルト イ短調」に始まって,最後はヨハン・シュトラウスの「美しき青きドナウ」。
● オルガンは何というのか,少しでいい。オルガンだけを長く聴くのは,けっこうしんどい。
チェンバロと同じで,時々眠気を誘う。聴き手の問題なんだろうけどね。
● 第2部はプッチーニの「蝶々夫人」をハイライト形式で。出演者は,大貫裕子,田中明美,髙田正人,寺田功治,長濱厚子,升島唯博。伴奏は御邊典一さんのピアノと岩下美香さんのパーカッション。
原語で歌うんだけども字幕はなし。それを,MCであらすじを説明することで補う。このやり方はぜんぜん悪くない。前にも同じような手法でやっていたのを聴いたことがある。
舞台上の設えも,簡素ながら華やぎがあるもので,誰が考えたのだ,これ,とか思った。
● が,終演後に残った不燃焼感はなにゆえか。
そこはあまり追いかけないことにする。たぶん,演奏した側も同様だったのではないか。少なくとも,客席が冷えていたのは感知していたはずだ。
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