栃木県総合文化センター サブホール
● 2010年2月に一度,聴いている。それ以来ってことになる。開演は午後2時。チケットは500円。
狩猟ホルンやアルプホルンの実機を見たり,その音色を生で聴ける機会はそうそうない。ただし,そんなにしばしば聴かなくてもいい。
● 栃木ホルンクラブのメンバーの過半は栃響に属している。ので,栃響から管弦打楽器の賛助出演を仰いで,多彩なプログラムを展開。
● ここに登場する奏者は,全員がアマチュア。つまり,演奏で稼いでいる人たちではない。
で,ときどき思うことがあるんだけど,たとえば戦前のプロ奏者っていうのは,今ここで演奏している人たちより巧かったのかね。
昔のプロより,今のアマでバリバリやってる人のほうが巧かったりするんじゃないかねぇ。
● 最後のマーラーの1番(終楽章)がやはり圧巻だった。当然,オールキャスト。数の力もあるし,曲の力もある。
あと,「ずいずいずっころばし」が印象に残っている。そもそもが「ずいずいずっころばし」をちゃんと知らなかったんだろうね。ホルンの演奏でちゃんと聴いたので,こんなにいい曲だったのかと気づいたということだろう。
● ヘンデルの「水上の音楽」。ヘンデルは「メサイア」以外を聴く機会はまずないように思うんだけど,そうなるとCDでも聴くことが少なくなってしまう。
こうして聴いてみると,せっかくCDがあるんだから,聴く機会を作らないとなぁと思う。
● 唯一,ベートーヴェンの「六重奏曲」第1楽章において「もう一回」が出てしまったのは,少々残念だったか。
開始後まもないところだったので,まぁ仕方がないかと思うものの,ここは辛くても我慢して継続するか,でなければこの曲に関しては演奏を中止し,兵をまとめて退くべきだったのではないか。
● でも,プログラム冊子に寄せられている「メンバーから一言」を読むと,兵をまとめて退くなんてのはあり得ない選択肢だったのかとも思う。
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